可能性は"無限大" JO1デビューによせて
PRODUCE101JAPANファイナルから約3ヶ月。
とうとう今日JO1がデビューする。
3~4年ほどアイドルオタクをしているが、正直、ここまで一つのアイドルグループにのめりこむのは初めてで、このJO1というグループが結成されるまでには自分の中で様々な葛藤があった。
日プ放送中は毎週毎週「推しが脱落しないか」「デビュー圏内に残れるか」気が気じゃなかったし、ファイナルは人権を捨ててまでオタクではない友達や周囲の人に投票してもらうように頼んだ。
とにかくデビューが決まるまでの3か月間は私生活を放棄して、推しのために「やるべきことは全部やろう」「悔いの残らないようにしよう」という思いを胸にがむしゃらに応援した。
JO1というグループがデビューできたのは、メンバーが必死に努力して厳しいサバイバルオーディションを勝ち抜いてきたからであるが、その陰には彼らと同じくらい必死になって努力し、応援してきた国プ(国民プロデューサー)の存在がある。そしてその国プの存在はとても大きい。
これは私のワガママだが、これからJO1を好きになるファン(JAM)の皆さんは日プがあってこそのJO1ということをどうか忘れないでほしい。
JO1は6000人の中から選ばれたメンバー11人で結成されたボーイズグループである。これは別の視点から見ると、彼らは5989人の夢を背負って活動していくという意味としても捉えられるだろう。
ファイナル直後、私は「このグループはどうなっていくのだろう」という期待や不安の気持ちでいっぱいだった。特に不安な気持ちが大きかったように思う。
「オーディションを勝ち抜いてきたとはいえ、ついこの前まで一般人だった男の子たちがいきなり、アイドルとしてデビューするなんてそんなことできるのだろうか…?」「脱落してしまった練習生と国プの気持ちは…どうなるの?」と、心が穏やかではなかった。
公式から目立ったお知らせや供給も無く、1pickが無事デビューしたことによる達成感で、燃え尽き症候群になっていたと思う。さらに、ネットではデビュー組へのアンチと思われる根も葉もない噂話が拡散され、私の心は完全に疲弊してしまった。
もうJO1は力を入れて応援しなくてもいいかな…と思っていたところ、「無限大」のMVが届いた。
これを見た時の衝撃は忘れられない。
私が抱えていた不安はこのMVを見て全て吹っ飛んでいった。
見たら分かる、
「めっちゃ努力してきたやつやん!!!!😭」
ファイナル後、必死に努力してきたのが伝わった。事実、酸欠状態になるまで追い込んで練習したようだ。複雑なフォーメーションを覚え、さらに歌もダンスも格段にレベルアップしていた。
そして同時に、脱落してしまった練習生たちの想いも背負ってこの作品を作り上げたことも伝わってきた。
「これで安心してこのグループを推すことができる」そう確信した。
彼らは間違いなく日本の男性アイドル界に新しい旋風を巻き起こしてくれるだろう。
私はジャニーズ事務所のアイドルも好きなのだが、日本の男性アイドル界は長らくジャニーズ事務所一強時代が続いており、「男性アイドルのマンネリ化」を常日頃から感じていた。
今年、一足早くデビューしたSixTONESとSnow manも「新時代を築くジャニーズアイドル」をスローガンとして掲げており、事実、事務所での新たな地位を確立させている。
JO1エースの川尻蓮くんもインタビューで言っていたが、JO1には「JO1という新たなジャンル」を確立してほしい。
ジャニーズ系、エグザイル系、JO1系…というような1つの大きなジャンルとして一般人にも認知されるくらいまで成長してくれたらいいなと思う。ゆくゆくは、LAPONEからJO1の後に続いてたくさんのグループがデビューしてくれたら、これほど嬉しいことはない。
JO1の可能性はまさに「無限大」
既存の概念にとらわれない新たなアイドル像を確立し、世界へ羽ばたいていこう。
きっと君たちにはそれができると確信している。
デビュー本当におめでとう!!!